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今、皆様にお願いがあります。私は、東郷健に投票してほしくもありません。そして私に、すこしでも好意を持つ方は…自公民には絶対投票しないでほしいと思います。'''「性事」こそ、りっしんべんの性の事こそ、ガバメント「政治」に勝れて人類の一大関心ごとであらねばならないと、私は思うのです。'''東郷健でした。どうかよろしくお願いいたします。 | 今、皆様にお願いがあります。私は、東郷健に投票してほしくもありません。そして私に、すこしでも好意を持つ方は…自公民には絶対投票しないでほしいと思います。'''「性事」こそ、りっしんべんの性の事こそ、ガバメント「政治」に勝れて人類の一大関心ごとであらねばならないと、私は思うのです。'''東郷健でした。どうかよろしくお願いいたします。 | ||
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=== 1989年 政見放送 === | |||
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|内容 = (前半不明) | |||
次に、「猥褻」っていう問題について、私は…えーっと『The Gay』っていう雑誌と『男男(おとこ)よ!』という写真集と、それから、外国からいっぱい私は友達があって、日本でよりも私は外国にいろいろなゲイの友達を持ってるもんですから、外国からいろいろチンチンの出た写真とか送ってまいります。それを、税関は、わ、私が猥褻物・密輸入として、私の家を家宅捜査し、警察と税関によっていろいろな物を持ち去られました。んで、私はその「猥褻」については『愛のコリーダ』のしょ、裁判で猥褻問題で勝訴された、内田剛弘弁護士にお願いして、それを争ったわけですけれど。 | |||
例えば、チンチンを見て、猥褻なら欲情するっていうわけですけれど、検事とか、警察官が、100人おって100人が、「チンチンを見て勃起する人手を挙げえ」って言うたら多分、100人とも手を挙げないと思います。ゲイ差別があるからその中にゲイの人が、何人かはいるとしても、それは欲情を催さないと言います。それならそれは猥褻ではないかっていうことで、私は不起訴になりましたけれど。おかげさまで、留置場っていうなかなか大勢が行かないところ行かしていただいて、ええ勉強になりましたけれど。そういうことで、セックスを抑圧して支配するっていう考え方は、誠に残念であり、検事及び裁判官が、やっぱり猥褻問題においてでも、人間を、無視して、検事も、裁判官も…人間ですから、ほ、法的に、あるいは裁判史上に、汚点を残さないようにしてほしいと私はお願いするものです。 | |||
次に、エイズの問題ですけれど、政府はエイズ防止法案を作りました。それは患者及びエイズに対する「管理」システムであって、その他厚生省はそれに対してなんらの手を打っておりません。そのことで私は…一応『エイズは戦争武器だった⁉︎』、それから『医者が尊敬されない理由(わけ)』っていう本を、出しました。永井明先生に院長になってもらって、大久保駅前ビルクリニックっていうのを開きました。それはゲイの人たちのためです。日本でもそこ1か所しかないわけですけれど、そん中で、エイズ患者が出ました。その人にいろいろ聞くと、んで外国人とセックスしたわけでもないのに、ゲイの行くホモサウナがあるわけです。そのサウナで何人かと、セックスをやって、そしてエイズになった言うわけですから、それをうつしたエイズ患者はその中に沢山います。だのに、厚生省はなんら手を打っておりません。ゲイのサウナは、サンフランシスコもニューヨークも、1973年以降、ほとんどなくなって今は一軒もありません。そういう状態であるのにサンフランシスコへ行って、エイズ防止ほんあ、法案を嬉しそうに「作る」って言う、あれは今、今の宇野総理がやったわけですけれど。そういうことは、許されるもんではありません。 | |||
そんな中で何百人かの、ゲイの人の血液検査をやった中で、梅毒が2人に1人、ありました。で、偽りの結婚して、ゲイの人も奥さんや子供を持ってる人も沢山あります。もちろん私もそうですけれど。そういう、その、性病に対しての、管理と、「管理」っていうよりも「指導」とか、そういう、それからその、ホモのサウナの禁止とかなんら手を打っておりません。これは政治家の、とっても間違ったもんであり、同じ法律でも、政治資き、規制…政治資金規正法案については、皆はザル法案って言いますけど、あれは脱税法案なんです。私の弱い頭でもってしても、何十億の脱税だって、する方法の法律であります。 | |||
こんなことを考えると、生きたくない、と思うのは私だけではない、んではないだろうかと思います。'''私の人生で、死ぬことだけが平等で民主的でした。'''下血、下血って死ぬ人も、自然死する人も、あるいは、掠奪されて、殺す、人も、殺される人も…そして不死鳥・美空ひばりも死んでしまいました。あなたも、きっと死は間近にやってくるんです。そんなことを考えたとき、真実と真理を追究してほ、生きてほしい。それが、私のお願いです。 | |||
そしてここで、充分申し上げることのできない…ことについては、それは魂とか愛とかっていう問題です。それで私は、今年、芸術祭参加番組として、8月と10月に、新宿に、おいて、『ふたつの愛』という芝居を…やります。その演出と美術は、影絵画家・藤城清治です。…どうか、私の、それが最後の舞台になると思います。握手をしにやってきてください。なお性病、エイズ、など心配なこと及びこの芝居については、ゲイの雑誌、私の発行しているゲイの雑誌を、本屋で、恥ずかしがらずに買って読んでください。それに詳しいことは書いてあります。 | |||
最後に…私は…私を支援くださった少ない人々に、申し上げます。できれば、私の、この喋った言葉を録音して、一人でも多く、私の叫びを伝えてほしいと。そして、私はありったけの愛を込めて、せめて自らに恥じなく眠りたいと。 | |||
'''星と空との只中に 小さき者の何を争う''' | |||
'''星と空との只中に 小さき者の何を争う''' | |||
と。どうか、元気で、頑張ってください。ありがとうございました。東郷健でした。よろしく。 | |||
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=== 1991年 東京都知事選挙 政見放送 === | === 1991年 東京都知事選挙 政見放送 === | ||
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赦されるならば、せめて自らに、恥じなく眠りたいと。天皇にまつわる頂点にいる人々、ピラミッドの頂点にいる人々を、あたしはジャックナイフでその胸を切り裂き、底辺にいる、ピラミッドの底辺にいる人々に、あたしはその血の、血のしたたる心臓を捧げたい。せめて自らに恥じなく眠りたいと。ありったけの愛を込めて。ありったけの、愛を込めて。東郷健でした。 | 赦されるならば、せめて自らに、恥じなく眠りたいと。天皇にまつわる頂点にいる人々、ピラミッドの頂点にいる人々を、あたしはジャックナイフでその胸を切り裂き、底辺にいる、ピラミッドの底辺にいる人々に、あたしはその血の、血のしたたる心臓を捧げたい。せめて自らに恥じなく眠りたいと。ありったけの愛を込めて。ありったけの、愛を込めて。東郷健でした。 | ||
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2019年8月17日 (土) 19:57時点における版
とうごう けん 東郷健
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出典衆院選政見放送,1993
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雑民の会 | |
本名 | 東郷健(とうごう たけし) |
別名 | 伝説のおかま |
生年月日 | 1932年6月10日 日本国 兵庫県加古川市 |
没年月日 | 2012年4月1日(満79歳没) |
職業 | ゲイバー経営者、社会運動家、政治活動家 |
代表作 | 蒼い性芯1 |
関連人物 | TNOK、ハンガリー舞曲兄貴、タロウ、IGRS、昌樹 |
出演作
他多数
概要
蒼い性芯1でTNOKと共演した伝説のオカマ。ゲイ雑誌「The Gay」の編集長。マスゴミという言葉を広めた人物でもある。雑民党の代表として国政選挙などに出馬したが、いずれも落選している。
台詞
蒼い性芯
「イクとき気分出していいからね。うんと気分出して」
「遠慮しないで、だれも見てないから。自分で楽しんでるように」
1987年 東京都知事選挙 政見放送
はい、東郷健です、こんにちは。えー、私はこのたび申し上げたいのは、エイズ予防法案と、まず第一にエイズ調査団のことについてから語りたいと思います。最後まで聴いてください。
エイズ予防法案については、死の宣告を受けたエイズ患者が、罰金刑になるというようなことに対する怒りを感じます。で、彼らに対しては愛とカウンセラーの養成が必要なのです。エイズ調査団に対しては、かんせ、間接税隠しとして税金の無駄遣い。節税をお願いしたい、と思います。ゲイ及びエイズに関しては、私はこの7年間、自分の自費で研究してまいりましたし、東郷健に訊けば無料で聞くことができます。
その間、私は世界で初めてエイズの映画を作り、アメリカの主要都市で上映してまいりましたし、エイズ患者のためにエイズの芝居を作りサンフランシスコで慰安してまいりましたし、んで、エイズ患者と何十人もの、あのインタビューを試みました。それは、オッk、オカマ、オ、とオカマ同士っていうのか、同じ悩める者同士の喋りで泣きながら彼らはいろいろと語ってくれました。そのことについては『The Gay』に6年間連載してますし、大まかなことについては今年の2月号の『噂の眞相』、及び今年の4月号の『The Gay』に書いているから、読んでみてください。
んで、先日もニューヨークに行ってきたんですけれど、ニューヨークでは、82年から86年までの間に1万人のエイズ患者が死んでいます。そのうち56%はゲイの人たちです。麻薬患者の多いニューヨークでも、やはり、半分以上の…エイズの、ゲイの人が死んでおります。サンフランシスコでは、85年から86年にかけて、800人あまりの人が、ゲイの人がエイズで亡くなりました。日本ではどうか。厚生省はまったく、嘘で隠しております。あんな少ない数では、ございません。中曽根総理とおんなじように嘘をついてるんです。
ここで私は、このたびはオカマの恥部を含めて、すべて語らねばなりません。男たちは、すべて99%オカマです。それが精神的か、あるいは愛か、愛と共に肉体と走るか、それぞれ違うだけなのです。んで、ゲイの人たちは…その、「結婚せなあかん」という偽りの結婚をしてしまいます。男と男を愛する差別から、くるものです。だから、その偽りが、その発散が、人よりも多く、セックスのオーバーなセックスに走る、っていうことになるわけです。それが証拠に私も3人の子供がありますし結婚も、偽りの結婚もしました。
そのセックスの欲望、それで性に対する際限ない欲望と、それから物に対する際限ない欲望が、性に対してはエイズとかB型ビールス性肝炎とかが流行っております。物に対しては、エイズ菌をばら撒いているようなもので、じ、自公民、東京都知事、など、推薦したとしても、その人たちが物に対するエイズ菌をばら撒いてるようなもので、東京都をやがて滅亡にほろ、陥れようとしています。それは必ず、歴史が証明すると思うんです。
そして、今、そのエイズ菌の、一番原因になってるゲイたちのゲイサウナ、ゲイ…旅館、ゲイホテルっていうのが日本にもあるんですけれど、それに対して誰も手をつけようとしていません。保健所も、それを問い合わせても、まったくそれはありませんということでしたし、厚生省も知らないんです。ニューヨークの場合は税金面と、衛生面で、取り、やめにしてしまいました。そしてサンフランシスコでは法をもってして、自主規制、そしてやめるっていうことでもう、全然ありません。そこには、んーゲイのきと、人たちが、抑圧を発散するために、1日に15人もの男の精液を飲んで胃がダブダブだとか、おケツを何人にも掘ってもらって痔が治ったとか、乱交はええわ、とかっていうことで、いろいろな中学生、高校生、大学生、一般の、その…マイホーム、イーパパっていう人たちがそこを出入りしてます。だから、尖圭コンジウムとか、それからB型ビールス性肝炎とかその他の性病、及びエイズの根源になる、そのサウナを、厚生省も保健所もなんら手をつけようとしておりません。
ゲイの人たちへお願いいたします。もしも好きな人があれば、なんとしてでも、マ、何回もマスタベーションをして、それでもそれでも好きならばコンドームと、そしてゴムの手袋と、そして精液を飲まないこと。ということを注意してください。私にも「人間やめますか、オカマやめますか」って言われるけど、やめられないオカマならば、自分がおのずからその性に対して性病に対して、それで注意しようではありませんか。
今、皆様にお願いがあります。私は、東郷健に投票してほしくもありません。そして私に、すこしでも好意を持つ方は…自公民には絶対投票しないでほしいと思います。「性事」こそ、りっしんべんの性の事こそ、ガバメント「政治」に勝れて人類の一大関心ごとであらねばならないと、私は思うのです。東郷健でした。どうかよろしくお願いいたします。
1989年 政見放送
(前半不明)
次に、「猥褻」っていう問題について、私は…えーっと『The Gay』っていう雑誌と『男男(おとこ)よ!』という写真集と、それから、外国からいっぱい私は友達があって、日本でよりも私は外国にいろいろなゲイの友達を持ってるもんですから、外国からいろいろチンチンの出た写真とか送ってまいります。それを、税関は、わ、私が猥褻物・密輸入として、私の家を家宅捜査し、警察と税関によっていろいろな物を持ち去られました。んで、私はその「猥褻」については『愛のコリーダ』のしょ、裁判で猥褻問題で勝訴された、内田剛弘弁護士にお願いして、それを争ったわけですけれど。
例えば、チンチンを見て、猥褻なら欲情するっていうわけですけれど、検事とか、警察官が、100人おって100人が、「チンチンを見て勃起する人手を挙げえ」って言うたら多分、100人とも手を挙げないと思います。ゲイ差別があるからその中にゲイの人が、何人かはいるとしても、それは欲情を催さないと言います。それならそれは猥褻ではないかっていうことで、私は不起訴になりましたけれど。おかげさまで、留置場っていうなかなか大勢が行かないところ行かしていただいて、ええ勉強になりましたけれど。そういうことで、セックスを抑圧して支配するっていう考え方は、誠に残念であり、検事及び裁判官が、やっぱり猥褻問題においてでも、人間を、無視して、検事も、裁判官も…人間ですから、ほ、法的に、あるいは裁判史上に、汚点を残さないようにしてほしいと私はお願いするものです。
次に、エイズの問題ですけれど、政府はエイズ防止法案を作りました。それは患者及びエイズに対する「管理」システムであって、その他厚生省はそれに対してなんらの手を打っておりません。そのことで私は…一応『エイズは戦争武器だった⁉︎』、それから『医者が尊敬されない理由(わけ)』っていう本を、出しました。永井明先生に院長になってもらって、大久保駅前ビルクリニックっていうのを開きました。それはゲイの人たちのためです。日本でもそこ1か所しかないわけですけれど、そん中で、エイズ患者が出ました。その人にいろいろ聞くと、んで外国人とセックスしたわけでもないのに、ゲイの行くホモサウナがあるわけです。そのサウナで何人かと、セックスをやって、そしてエイズになった言うわけですから、それをうつしたエイズ患者はその中に沢山います。だのに、厚生省はなんら手を打っておりません。ゲイのサウナは、サンフランシスコもニューヨークも、1973年以降、ほとんどなくなって今は一軒もありません。そういう状態であるのにサンフランシスコへ行って、エイズ防止ほんあ、法案を嬉しそうに「作る」って言う、あれは今、今の宇野総理がやったわけですけれど。そういうことは、許されるもんではありません。
そんな中で何百人かの、ゲイの人の血液検査をやった中で、梅毒が2人に1人、ありました。で、偽りの結婚して、ゲイの人も奥さんや子供を持ってる人も沢山あります。もちろん私もそうですけれど。そういう、その、性病に対しての、管理と、「管理」っていうよりも「指導」とか、そういう、それからその、ホモのサウナの禁止とかなんら手を打っておりません。これは政治家の、とっても間違ったもんであり、同じ法律でも、政治資き、規制…政治資金規正法案については、皆はザル法案って言いますけど、あれは脱税法案なんです。私の弱い頭でもってしても、何十億の脱税だって、する方法の法律であります。
こんなことを考えると、生きたくない、と思うのは私だけではない、んではないだろうかと思います。私の人生で、死ぬことだけが平等で民主的でした。下血、下血って死ぬ人も、自然死する人も、あるいは、掠奪されて、殺す、人も、殺される人も…そして不死鳥・美空ひばりも死んでしまいました。あなたも、きっと死は間近にやってくるんです。そんなことを考えたとき、真実と真理を追究してほ、生きてほしい。それが、私のお願いです。
そしてここで、充分申し上げることのできない…ことについては、それは魂とか愛とかっていう問題です。それで私は、今年、芸術祭参加番組として、8月と10月に、新宿に、おいて、『ふたつの愛』という芝居を…やります。その演出と美術は、影絵画家・藤城清治です。…どうか、私の、それが最後の舞台になると思います。握手をしにやってきてください。なお性病、エイズ、など心配なこと及びこの芝居については、ゲイの雑誌、私の発行しているゲイの雑誌を、本屋で、恥ずかしがらずに買って読んでください。それに詳しいことは書いてあります。
最後に…私は…私を支援くださった少ない人々に、申し上げます。できれば、私の、この喋った言葉を録音して、一人でも多く、私の叫びを伝えてほしいと。そして、私はありったけの愛を込めて、せめて自らに恥じなく眠りたいと。
星と空との只中に 小さき者の何を争う
星と空との只中に 小さき者の何を争う
と。どうか、元気で、頑張ってください。ありがとうございました。東郷健でした。よろしく。
1991年 東京都知事選挙 政見放送
突然また東京都知事選に出馬することを決意したわけは、東京があまりにも働く者にとって住みにくく、生きとし生きるものを追い出そうとする計画に憤りを持ったからです。従来から住んでいた都民は、地上げによって難民のように去らざるをえなくなり、居座り続ける都民は禁欲のロボットと化しています。
私の住んでいる大久保でも、狭い空間に花を植えて、花の芽が出かけた上にゴミを置いたり、私の好きな夕顔を、植えていたら隣の家に蔓が伸びると無惨に引きちぎられ、柿の木が大きくなると木の葉で部屋が暗いとか、落葉で掃除が大変だと、家主に言って伐らせてしまう。同時に大切に育てた梅や沈丁花まで剪って、枯らせてしまう。こんな衆たちの、動物や植物に対する愛情のなさを見るとき、ふと「朝顔に つるべ取られて もらい水」といった、優しかった人々の、心を懐かしく思います。
日本人は敗戦の貧しさがあったからこそ、繁栄を、今勝ち取ったかと、しれませんが、現在の年寄りたちは戦争の過ちから再び、物質による地球破壊の失敗を犯してしまったのです。私はこんなことから、心を忘れた物欲のロボット人間しか東京に住めないんだろうか、自然保護・資源の無駄遣い・環境破壊などの問題は、イゴイスト、都民にとっては遥かに遠い問題ではないだろうか。東京都に新しい、権力の城が完成しましたが、選挙のため私も行ってまいりましたが、昔から「あほとせんじ虫は高いところが好き」やと言いますけど、あほな私は「ええ眺めやな」と思ったと同時に、こんなものを作る前に他に税金の使い道はなかったんやろうか、そして破壊予定の旧都庁もそのままでは、流用することができないもんだろうかと考えるんです。
東京の地価の暴騰については土地の私有禁止化、20年間売買禁止などの、大胆な政策を打ち出すことが必要であり、そしたら家賃も安くなります。都内の異常な無断駐車もメーカー側の宣伝に騙されずに、今の車の台数を50%減にすれば、事故も…自動車の渋滞もなくなるのではないか。きっとくるだろう大地震に備えて森をもっと増やさなあかんのと違うやろか。「喉元過ぎれば熱さ忘れる」では通用しない状況なのです。
また都はエイズ問題、ゲイ差別、ゲイには青年の湯を貸さないとか、今裁判になっていますがアジア難民の差別問題、保健所や病院は製薬会社のてさ、手先で、は、あってはならないのです。私は今一時声が出なくなって尿療法をしていますが、今尿療法をエイズのために研究しなければなりません。そんな素朴な発想から、疑問から、再出馬を決意したのです。
今世界は、国際ユダヤが、アメリカをコントロールし、イラクに対する大侵略戦争が始まり、この侵略戦争は米英仏・帝国主義と、シオニスト・イスラエルが、お、しゅ、主役となって、サダム・フセインを一方的に攻撃し潰して、中東の石油の利権を独占することによって21世紀を、国際ユダヤの世界征服の時代とする布石としているのです。そして同時に、日本経済乗っ取りの火蓋も切ることにもなって、その代理人が自民党の小沢一郎であり、傀儡に磯村候補なのです。
磯村候補には金権創価学会の悪玉教祖・池田大作が、脱税対策といわれる…問題に、加担し、90億ドルの、しつ、支出に対する池田トウサクの賛成は日米安保条約と事実上改編し、日米軍事同盟の作戦範囲を世界に広宣するものなのです。これは許せない。今、池田トウサクを掘って掘って掘りまくり、君たちのスカッドミサイルで、アングロサクソンのカムカムではなく日本人のイクイクにしなければなりません。そしてマスゴミがもっと真実を伝えるべき問題なのです。
私は、20年あまり「選挙は東郷さんのリサイタルよ」と嘲声さ、嘲笑されながらも、参院選に出馬を続け、愛の自由を叫び、「猥褻」とも闘ってまいりました。こんなことを芝居とゲイ雑誌で訴えてもまいりました。今年も、新宿では7月に、地球…の一番犯罪者は人、人間であるということを宇宙から眺めたミュージカルを、神ひろし 作・演出・振り付けによって藤城清治の美術で、そして天皇の問題を扱ったものを太田竜 作、三原四郎 演出、松本タカハル…によって、上演する予定です。
今こそ21世紀などという目先のことでなく、31世紀を見越して、富める者と貧しい者の戦いが始まった今、フセインとイラク人民の英雄たちと共に世界最終戦争に向けて、その勝利が今度こそ、弱者の手にあるように、私は赦されるならば、ありったけの愛を込めて、ピラミッドの頂点にいる人々を、ジャックナイフでその胸を切り裂き、底辺にいる人々に、血の滴る心臓を捧げたい。ありったけの愛を込めて。東郷健でした。
1993年 第40回衆議院議員総選挙 政見放送
私がこのたび急になぜ選挙に出たかっていうことは、ちょうど国会が解散したときに大阪の初日の舞台がありまして、んで何も考えてなかったんだけれども、んーっと…1971年から、私が選挙に3年ごとに、参議院の選挙は出てるんですが、衆議院の選挙はこのたび雑民党として初めて出るわけです。それで、1人300万円の供託金を積んで、25人も出えへんかったら、7500万も積めへんかったら選挙ができないっていう今の、システムに、非常に疑問を持ったからです。で本当は、投票の権利があっても、誰もが選挙に出れるような、世の中にせえへんかったらあかんのん違うやろうか。弱者はいつまでも、あの…その選挙について立候補できないにしたら、そんなとこに民主主義の存在があるんやろうかっていう疑問を持ったから、私は急遽選挙に出ることに決めました。
そしてもう一つは…マスゴミが今持て囃しております日本新党にしても、その、バックにある資本家どもが、天皇にまつわる資本家どもが、お金を出してたら、それは、必ず見返りが必要とします。今の自民党が、攻撃されたって言うてまた新しいの違う形を出して、それは同じ狢の仲で、いくら改革しよう思ってもできへんのと違うんやろうか。
でもう一つは、太田龍の本にも書いてありますけど、小沢一郎とか、大前研一とか、池田トウサクとかっていうのはユダヤ・フリーメイソンの手先ではないのか、というその、疑問を持ちました。一歩、私は外に向けてみましょう。こないだは、サダム・フセインに向かって、ブッシュの暗殺計画があったっていうことですが、そんな証拠はどこにもないのに、ミサイルでぶち込んで、なんにも罪のない人を殺すっていうことは、クリントンも、やはり、死の商人の手先でしかない。その、下にいるのが日本と違うんやろうか、っていう、そういう疑問を持ったからです。
いつまでたっても、その…天皇にまつわる資本家どもが、その、必ず賄賂を貰う。落選したら、供託金を没収するっていうよりも、当選したら賄賂を貰えるんだから、当選した人から供託金を没収した方がええん違うかっていう、そんな疑問も私は持ちました。
んであの湾岸戦争から毎年行ってたニューヨークにももう行かんようになったんですが、来年は15万人の、ゲイたちがニューヨークに集まってゲイ・オリンピック、そして文化の面でいろいろ競い合います。だから私も久しぶりにニューヨーク行くんですが、その、ニューヨークでもフランスはゲイたちのために国が、お金を出します。後進国・日本では、そんなことは、望むべくもなし。
っていうことで、んでかつて私がニューヨーク行ってたときに、ホモセクシュアルの、あの、ビデオを日本に持ち込みました。それは、猥褻物密輸入になるっていうことで8万4千円の罰金を頂いたんだ、けれども、それに対し弁護費用280万円払って、えーっと控訴して、それは、あの無罪になりましたけど、今、最高裁で戦っています。自分の持ち物が、なぜ猥褻やろう。チンチンがなぜ猥褻なんだろう。そんなら…人類全部が猥褻であり人類全部が犯罪人と違うやろうか。ここで私は、東郷健を犯罪者としたことが間違っていたと、のち、後の世になって笑い者にならないように、あるいは裁判史上、汚点を残さないように、次の言葉を、権力の手先でしかない裁判官及ぶ、検事に告ぎます。
『すべての者は、表現の自由について権利を有する。この権利には、口頭、手書き若しくは印刷、芸術の形態又は自ら選択する他の方法により、国境とのかかわりなく、あらゆる種類の情報及び考えを求め、受け及び伝える自由を含む。』国際人権規約第19条第2項。日本国憲法よりも上にあるっていう、あの国連の決めたもんです。
だから、私は差別された者、底辺にいる人たちのことを、表現の自由の、ある限り、喋ってまいりましたが、今、私は言いたい。おかまのどこが恥ずかしい。おかまのどこが悪い。男と男が愛してなぜ悪い。女と女が愛してなぜ悪い。恥ずかしいのは自分自身に嘘をついて生きることや。恥ずかしいのは自分自身に嘘をついて生きることや。恥ずかしいのは、人を愛されないっていうことや。
赦されるならば、せめて自らに、恥じなく眠りたいと。天皇にまつわる頂点にいる人々、ピラミッドの頂点にいる人々を、あたしはジャックナイフでその胸を切り裂き、底辺にいる、ピラミッドの底辺にいる人々に、あたしはその血の、血のしたたる心臓を捧げたい。せめて自らに恥じなく眠りたいと。ありったけの愛を込めて。ありったけの、愛を込めて。東郷健でした。