サムソンビデオ
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さむそんびでお
サムソンビデオ | |
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| 淫夢辞典 |
サムソンビデオは、東京都台東区[1]の出版社「海燕書房」が擁するゲイビデオレーベル。法人としては「株式会社海燕書房」で、過去には「海鳴館」名義でゲイ雑誌「SAMSON」を出版していた。
起用するモデルは主に中熟年とデブで、特に中熟年の分野は市場を寡占している。同業他社が廃業していく中でも存続し、サムソンビデオは国内のゲイビデオレーベルとしては最も長い歴史を持つ。
1982年7月、ゲイ雑誌「SAMSON」を7月号から創刊。グラビアでは若者痩身体型を載せつつも、1982年12月号で上野のホモサウナを特集し、1983年1月号で浅草ホテルサウナを取り上げるなど独自路線を歩み始める。1983年1月特別増刊号として中年・年配写真集『中年愛』を、7月特別増刊号として『中年愛2』を、11月特別増刊号として『中年愛3』を発行して中年モノの市場開拓をはじめ、1984年5月には『中年愛4』、10月には『中年愛5』を発行し、中年・太目モノの雑誌という立ち位置を確立する。
1985年にはビデオ制作にも乗り出す。「中年愛ビデオ」のレーベルでは3月にNo.1『乱れる』、5月にNo.2『滴る』、10月にNo.3『Dr.中年愛の診察室』を、太目系レーベルの「サムソンビデオ」では6月にNo.1『三社祭の男たち』を発売した。この時代はVHSとベータマックスの規格争いが落ち着き、家庭用ビデオデッキも廉価となった頃であった。
ビデオ制作に乗り出した当初はマスターテープを元に6台のビデオデッキでダビングをし、編集部員が自らシュリンク包装[2]を行うという家内工業であった。お盆と年末年始は徹夜作業だったという。1990年の『男まつり』以降はダビング業者に委託するようになり、徹夜作業からは解放されたという。販売価格も当初は40分15,000円と高価であったが、普及するにつれて10,300円、そして8,000円と価格を下げていくことになる。また、80年代の終わりまでベータ版も作成していたが1990年以降はVHSに統一された。
一方、ビデオ制作の本格化により中年愛写真集制作は鈍化し、1985年の『中年愛6』、1987年の『中年愛7』、そして1994年の『中年愛8』を最後に同シリーズは終了した。また、「中年愛ビデオ」のレーベルは1990年に「サムソンビデオ」へと一本化された。
2000年代に入って映像媒体の主流がVHSからDVDとなったことから、2004年5月からは新作をDVDとVHSの両形態で発売するようになる。2006年10月以降はVHSを完全に廃止してDVDのみの販売とした。2009年10月からは動画配信が始まり、廃版作品の一部が再度購入出来るようになった。マスターテープが廃棄されているものや使用できないのものについては復刻されていない。
読者の高齢化により他誌の休刊が相次ぐ中で最後まで存続していた「SAMSON」であったが、紙媒体での採算が取れないことや各種の世界情勢などを理由に2020年6月号をもって休刊した。2020年8月には、復刊を望む声に応えて小冊子「サムソンミニ」が発行された。
海燕書房本体の「中年愛ビデオ」と「サムソンビデオ」のほか、「SAMSON」の姉妹誌「豊漫」を発行する紅楓社の「豊漫ビデオ」、系列のゲイショップ「浅草ブックスマル」による「ブックスマル・オリジナル」など、いくつかの姉妹ブランドが存在する。豊漫ビデオは60代以上がメインの熟年専、ブックスマルは低めの価格設定で差別化されている。
- 海鳴館
- 中年愛ビデオ(廃止)
- サムソンビデオ
- 越中ビデオ(廃止)
- 紅楓社
- 豊漫ビデオ
- Bros社
- BROS VIDEO(廃止)
- ブックスマル
- ブックスマル・オリジナル
