怪文書:桜の咲く頃
桜の咲く頃
今頃になるとあのころ・・・平成11年3月の桜を思い出す。一生、消えない思い出だろうし、これからは二度とそのような苦い経験は無いと確信している。
親父が肝臓癌でなくなる直前に義理の兄貴が体調を崩してからわざわざ、私の所へ夜に歩いて来たんだ。それだけでも大変なことだ。電話をするならOKだったのに・・・・・
何らかの異常が体に発生したのだろうと、今、思っている。『ひ・ろ・し』 それが、兄貴の名前だ。
今、現在の私があるのも、兄貴のおかげだと感謝すると共に、なぜあの時と後悔している。一番、大好きな兄貴であった。少し知恵遅れではあったが、人間的には最高だったと今も思う。
あいたいよ~~~って思うが遥か彼方に行ってしまった。親父の後を追うようにしてたった49歳の若さで・・・・
今でも、財布の中には必ず、兄貴の写真をお守りがわりに忍ばせている。苦しい時、又楽しい時に兄貴と生きて行きたい。
桜のはなを見るたびに思い出す。
3月3日が親父で3月15日に兄貴・・・残念で・残念でたまらないし、何時までも自責の念にかられる。