書き起こし:BABYLON STAGE 49 ぼくたちの失敗(鬼畜教師・映像部員編)

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テレビを眺める教師のネクタイの思わせぶりなアップからスタート
部員2「平山先生!」(噛み噛みなせいで聞き取りづらい)
岸川、部員がやってくる
教師「おう、なんだー?」
部員「あのー、部室の机の上にこんなものが置いてあったんですよ…」
小さな紙袋を手渡す
教師「なにこれー。ビデオテープじゃんー。これがどうかしたのか?」
岸川「なんか変なモン映ってたんですよね先輩っ?」
部員「気味悪いんでー、すぐに停止しちゃったんですけどー…、なんだかー…」
教師「…まあ、とにかくみてみようー」
一同テープを持って映像研究部へ移動。部室でテープを再生する
教師「これはぁ、車内部から撮影したものらしいなー…」
岸川「あっ!これ新宿の首都高の入り口っすよ」
首都高に入り、東京都を東へ向かう車
教師「湾岸線かぁ…。千葉の方へ向かってるようだ」
車は千葉県内に入り、さらに奥地へ。ダムが移ったところで一時停止
岸川「はい先生、地図」
岸川から地図を受け取り、映像内の場所を探る教師
教師「千葉の茂原のダムというと…長柄ダムか」
さらに車は山奥へ向かい、突然映像が暗い屋内に切り替わる。
オレンジ色のパンツ一枚で後ろ手に両手を拘束され、目隠しをされた平野が拳銃を突きつけられ、自慰行為を強要される。
しばらくその光景が続く。
岸川「なんだこれ?ホモビデオ!?」
教師「かねぇ~。気味悪ぃなー」
岸川がゴクリと喉を鳴らす
部員「平野?」
岸川「平野先輩じゃないっすか!」
教師「似てるがー…違うんじゃないか?」
平野「誰かー…誰か助けてくれー。警察に言うと俺、殺されるっ…。頼む、助け」
ピー。突然画面が切り替わり、タ○さんが出演するCMの断片が流れる
平野「ダズゲデグレー」
新発売クラタツ愛モード学園5号
ピー…以後はカラーバーがむなしく続く
岸川「…先生あれ平野先輩っすよ」
部員「声とかそうだよなー」
教師「先生も平野だと思う」
岸川「警察に知らせましょうよ」
部員「けどぉ、知らせたら殺されるって」
岸川「けど!」
教師「平野はもう3日も欠席をしている。両親も海外出張でしばらくいないようだ」
部員「もしかしたら平野のイタズラとか…?」
岸川「先輩結構編集とか凝ってましたし…」
教師「…よし、あの映像を頼りに平野を探そうじゃないか。行ってみて、探すことができなかったら教頭に話す。もしかしたら平野の悪い冗談かもしれないからな」
岸川「だったら許せないっすよね」
教師「じゃあ明日日曜日、朝9時に学校前に集合。さあ今日はもう帰れ」
二人の肩をたたき、退室する教師。続いて出て行こうとする部員を岸川が呼び止める
岸川「先輩!」
部員「何?」
室内へ引き込む。
部員「なんだよー」
岸川「実は俺見ちゃったんすよ…」
部員「なにを?」
岸川「平山先生なんですけど…」
教師、室外から盗み聞き
岸川「あっすいません。後で。…もしもし?うん」
着信のために会話を打ち切る岸川

翌日教師の車に乗って出発する三人
教師「よし、じゃあ出発するぞー」
二人「お願いしまーす」
映像通りに千葉へ向かい、長柄ダム付近のバンガローに到着。
岸川「あっここっすよ。ビデオに映ってた場所」
教師「たぶんなー。じゃあ中見てみよっかー」
岸川「先生ごめん、俺ションベン!」
踏み出す一行から外れる岸川
部員「先行ってるぞー」
バンガローの扉に手をかける教師
教師「あ、開いてる…。中入ってみよっかー」
部員「そうですねー」
薄暗い室内に侵入
教師「誰もいないようだなー」
部員「そーですねー、だれもいないよーですねー」
教師「やっぱりイタズラかぁ…」
部員「岸川まだかなー」
教師「あっ、先生車に忘れ物しちゃったから、ついでに見てくるよ」
部員「じゃっぼくも」
教師「岸川が来るかもしれないからここで待っててくれ」
部員「はい、わかりました」
部員を残して出ていく教師。改めて暗い室内を見渡す部員。上空を飛ぶ旅客機の音が不気味に響く。ソファに腰掛け携帯電話を確認する
部員「圏外かぁ…」

一方岸川
岸川「ああ漏れそうっ」

部員の背後から教師が睡眠薬を含ませたハンカチを押し当てる

岸川「はぁ…」
突然背後からネクタイで首を絞められる岸川。

睡眠薬で意識を失って倒れる部員。そばに棒立ちする教師が不自然極まりない笑みを浮かべる

気が付くとパンツ一丁で両手を縛られた状態になってる部員。
部員「ダレダテメェ、ヤメロ。ナンダヨ。オイ、ナンダヨ。」
教師に撫でられる部員
「オイ、やめろよぉ!おい、てめえしつこいんだよー。おい、テメェ、なんなんだよーいったいよー。おい、キモインダヨー。ッス!やめてくれよっ…!おい!やめろぉ…!っおい!…ッス、ンフグフッングッ…」
口にテープを貼られる部員。パンツを脱がされ、犯される

教師が満足すると次は部員にビデオ片手に拳銃を突きつける。部員の脳裏に先日見た平野の姿がよぎる
教師 「シコレ」
部員「あー、うーん…」
その姿を撮影する教師

放心状態の部員のもとに無知を装い入室してくる教師。
「あ、志村!(聞き取りにくい)大丈夫か?」
拘束を解く教師
部員「あぁぁぁ、っす、先生おれぇ…ッスッスッス…」
教師「ズボン履け。…今岸川が出ていくのを見たが、あいつ…」
部員「岸川がぁ…」
教師「何があったんだ?」
部員「あとで車の中でゆっくり話します」
教師「そうか、はやくいこう」
部員を抱えて退出。

すっかり真っ暗になった中を車へ向かい、後部座席の扉を開ける教師。
部員「わあぁ!岸川ぁ!」
車内のネクタイで絞殺された岸川の死体に驚き飛び退く部員。
部員「うわぁ!…先生、先生そういえば、ネクタイが、ないじゃないですか…」
冒頭のネクタイアップが再び。岸川の首に巻きつくネクタイのアップ
部員「先生、もしかしてさっきの…」
暗闇をバックに後ずさりする部員。教師のアップになり、不自然な笑みを浮かべる教師
教師 「「ハハハハ、ハッハッハッハッハッハ、ハッハッハッハッハッハ、ハッハッハッハッハッハ、ハッハッハッハッハッハ、ハッハッハッハッハッハッハ、ハッハッハッハッハッハ…」

何一つ解決されないまま終了。一本のビデオテープを手にしたことから始まった、変態教師の生徒狩り。小さな失敗が、少年たちの運命を大きく変えた。